同センターによると、被害に遭った20代女性の場合、携帯電話の無料ゲームサイトで友人を募集し、数人とメールのやりとりをしていると「芸能事務所のマネジャー」を名乗る男から「うちの男性タレントの悩みを聞いてほしい」というメールが送られてきた。
出会い系サイトで「男性タレント」とのメールのやりとりが始まったが、無料で利用できる期間が終わる間際、「マネジャー」なる人物から「料金は当方で負担するのでやりとりを続けてほしい。利用料金は後日、会った時に返します」というメールを受け取った。
女性と「男性タレント」との間では、多い時には一日に100通近いメールがやり取りされた。このため料金がかさみ、女性は約200万円をクレジットカードで支払い、料金を「立て替え」た。
ところが、女性がいくらメールで会う約束をしても「男性タレント」は、いつも何らかの口実を設けて会おうとしなかった。不審に思い、ネットで調べると、全国に同じような被害が広がっていることに気付いたという。
同センターには同様の被害相談が昨年4月〜今年5月に21件寄せられ、中には500万円以上支払った人もいる。サイトの運営業者は利用規約に免責条項を掲げていることが多く、料金を取り戻すのは簡単ではない。
センターは「インターネットは匿名性が高く、誰でも芸能人になりすますことができる。見ず知らずの他人が利用料金を立て替えることはない。注意してほしい」と呼びかけている。相談は平日午前9時〜午後5時、電話096・383・0999で受け付ける。
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